【体験談】CCNA試験当日の過ごし方【持ち物・直前勉強・試験の流れ】

資格試験
この記事は約10分で読めます。

CCNAの受験日前日は、何をもっていけばいいのだろう、受験日前日はどのように過ごしたらいい。。

このようなお悩みをお持ちの方、いらっしゃるのではないのでしょうか。

今回は、実際にCCNAを受験して合格した私が受験日前日~当日までの過ごし方や必要な持ち物について解説していきたいと思います。

受験日前日の準備

受験日前日の準備しておいた方がいいことについて、個人の体験をもとに解説します。

当たり前のことになりますが、改めて確認することも重要かなと思っています。

身分証明書(2種類必須)

ここが一番重要です。

身分証明書は、必ず2種類用意してください。

後述しますが、受験会場に到着するとまず行われるのが本人確認になります。

身分証明書を忘れた場合、本人確認書類を提示できない場合は受験できないため、当日慌てないためにも必ず確認した方がいいです。

会場までのアクセスを調べておく

次に会場までのアクセスを調べてください。

可能であれば、現地に20~30分前くらいについておいた方が安心です。

行き慣れているテストセンターであれば、多少遅く到着しても問題ないかと思いますが、初めて行くテストセンターは場所を発見するまでに手間取る可能性があります。

※当本人(筆者)は、まさしく初めて行く会場で場所がわからず、少し焦りました。(笑)

早めに着いておいた方がいいほかの理由として、受付がスムーズに進む点も挙げておきます。

私は、15分くらい前に会場に入り手続きを始めましたが、周りに3人くらいしか受験者の方がおらず、早めに受付の方に手続きを行って頂きました。

周りを見ていると10分、5分くらい前あたりから受験者がぞろぞろ到着し、受付の列ができていたので早めに到着する方がストレスなく受験を迎えることができる印象でした。

CCNA試験当日に必要な持ち物

当日必要な持ち物について解説します。

基本的な持ち物は少ないですが、当日もっていかない方がいいものなどもご紹介しますので、参考に頂ければと思います。

身分証明書(2種類必須)

まずは一番重要な身分証明書になります。

ここに関しては、必ず2種類持参してください。(忘れたら、詰みます。)

受験当日に提示が必要な本人確認書類については、ピアソンVUEの公式HPを確認するのが無難かと思いますので、以下にリンクを載せておきます。

ちなみに私は、以下2種類の身分証明書で本人確認を行いました。

  • マイナンバーカード
  • 社員証

筆記用具は不要

当日は、会場でメモ用のラミネートボードとペンを貸与頂けますので、筆記用具は不要になります。

受付時に署名や受験科目を記載する場面があったのですが、ペンも貸して頂けました。

教材本の持参はおすすめしない(個人的意見)

受験直前まで知識を詰め込みたいですよね。

ただ、個人的には教材本は受験会場まで持っていくのはおすすめしません。

理由としては受験会場に入ってからは受付~ロッカーに荷物を入れるまでの期間が短いからになります。

もちろん、受験会場まで30分~1時間程度かかる、などで教材本を読み込むのもありかと思いますが、CCNAの教材本は基本どれも分厚いですし、スマホで復習した方が個人的には良いかなと考えています。

試験会場に到着してからの流れ

ここからは、受験会場に到着してからの一連の流れをご説明します。

順番や手順など一部前後しているものあるかもしれませんが、ご容赦ください。

受験会場に到着してから受験するまでの大まかな流れは以下の通りになります。

詳細は次から解説していきます。

受付(身分証明書チェック)

会場についたら、まずは身分証明書の提出を行い、本人確認から行っていきます。

身分証明書は、前述したとおり、2種類必要になりますので十分ご注意ください。

デジタル署名の記入

次に受験者本人の名前をデジタル署名で記入していきます。

イメージ画像にはなりますが、下記のような電子署名パットとペンがあり、それらを使って名前を書いていく形になります。

顔写真の撮影

Zoomやwebミーティングで使用するようなwebカメラを使って顔写真の撮影がありました。

この顔写真は、最後受験が終わった後に結果レポートに使われます。

※私は、朝10:00に受けに行ったこともあり生気のない顔写真が結果レポートに載りました。(笑)

ロッカーに荷物を預ける

ここまで完了したら、荷物をすべてロッカーに入れて施錠します。

会場にもよるかと思いますが、私が受験しに行った会場ではロッカーの幅が狭く、リュックサック等のカバンではややスペースを取る印象でした。

個人的にはウエストポートなどのコンパクトなバックがよいかと思っています。

試験に関する重要事項の確認

ロッカーの施錠が終わると、受付の方から試験に関する重要事項が記載されたボードのようなものを黙読するように促されました。

読み終わったら、受付の方に完了の旨をお伝えし、待機します。

待機(持ち物検査など)

受付の方に、これから受験をする何名かが呼ばれ、受験室入口横の椅子にて待機するように案内がありました。

少し待つと、最後にポケットに不正物が入っていないかのチェックがありました。
こちらは自分でポケットの裏地を見せて受付の人が確認するような形になります。

私はここでポケットにハンカチが入っており、ロッカーに入れるように指示がありました。
(非常に厳しい。。。)

試験開始(PCログイン → テストスタート)

上記が一通り終わると、受付の方が自分が受験するPCの前まで案内してくださるので付いてきます。
椅子に着席すると、身分証明書を机の上に置いておくように指示があるので従います。

机の上には、PCとキーボード以外にも以下のようなものがありました。
必要に応じて活用するはありかと思います。

机の上にあったもの
  • イヤーマフ
  • 呼び出しベル

これに受験前に渡されたホワイトボードとマーカを持ち込む形になります。
ちなみにホワイトボードの記入するスペースがなくなった場合は呼び出しベルで受付の人を呼び、交換することも可能です。

着席した後の流れは以下の通りになります。

  • PCの画面の内容確認し、受験科目があっているか確認
  • チュートリアル問題を解いて、操作を確認
  • アンケートの回答と同意書の同意

PCの表示内容をしっかりと確認していけば躓くことはないかと思います。

焦って飛ばして読んだり、ボタンをポチポチ押して早く試験を開始しようとするのは少し危険かもしれません。

私が試験を受けた時の印象としては、例題を解いて同意書などの処理を行った後に、急に試験が始まって少し驚いたことを覚えています。

直前の勉強法と過ごし方

ここからは私が前日~受験当日までに行った勉強内容と過ごし方について解説していきます。

新しい知識は詰め込まず、復習に徹する

受験日当日は特に自分の理解が足りてない分野に目が行ってしまい、勉強したい欲に駆られます。

ただ、個人的には受験日前日、当日は直近で行った模擬問題や演習問題の復習に当たるのがよいと考えています。

理由は以下の通りになります。

  • 普及することで学習した内容の抜け漏れを防ぐ
  • 取り組む内容がシンプルな為、他のことに意識が散漫することを防ぐ

例えば、まだ着手できていない分野があった場合に、新たに着手すると新しい分野の学習と復習しなければ、の2つで意識が分散してしまい効率的な詰め込みが行えないように個人的は感じています。

その為、私は直前期はコマンド問題など不安要素な分野はありますが、模擬問題の復習に注力しました。

試験中の注意点

試験中の注意事項は以下2点になります。

  • 試験会場の空調について
  • 1度問題を解いてしまうと前の問題は見返せない

会場によっては、試験室の中が寒い場合があります。

私が受験した会場はかなり寒く、受験が終わったころには手先が冷えるような状態でした。

人によっては、寒さで耐えれない方もいらっしゃるかと思いますので、温度調節が可能なパーカー、もしくは受付の人に温度を下げてもらうなどの処置が場合によっては必要かと思います。

CCNAの特徴になりますが、1度解いた問題は後から見直しができません。

その為、早く解くことも重要ですが慎重に問題を解くことも求めまれます。

シミュレーション問題の出題例

若干、本記事と趣旨は異なりますが、
私が受験した時のCCNAで提出されたコマンド問題についても触れておきたいと思います。

2025年3月13日時点の情報になります。
当日の試験内容は異なる可能性もありますのでご注意ください。

内容としては、実務で普段からスイッチやルーターを触れている方であれば、問題なく解けるレベル感でした。

未経験者の方でもpackt tracerやping-tのコマンド問題を解いてコマンドを理解していれば十分解けると思います。

私が受験した時に出題された問題は以下の通りになります。

内容は詳しくは言えませんが、ping-tのコマンド問題レベルで複数の設定を1問で解くようなイメージになります。

  • VLAN設定
    • スイッチでVLANを作成し、正しく割り当てられているか確認する内容。
  • ルーティング設定
    • ルーターでスタティックルートを設定し、ネットワーク間の疎通を確認する問題。
    • IPv4とIPv6それぞれ問題が出題される。
  • EtherChannel設定
    • 複数のポートを束ねて帯域を増やす設定。正しいモードで設定し、疎通できるようにする問題。

VLANの作り方やポートへの割り当て方について自身がない方は以下記事でVLANの設定方法をコマンド付きで解説しているので参考にしてみください。

Etherchannelの設定方法について不安な方はPacket Tracerを用いて実際に練習できる記事を作成しましたので、こちらも活用してみください。

Cisco語について

ほかのブログ記事でも言われている内容になりますが、CCNAでは試験の問題文が若干不自然なときがあり、

よくcisco語と呼ばれることがあります。

私も実際にCCNAの問題を解いてみて、1,2問ほど問題文の意味が読み解けず捨てました。

今後CCNAを受験される際には改善される可能性もありますが、「問題文が若干不自然なときがある」ことくらいは頭に入れておくと、当日焦る可能性を減らすことができると思います。

試験終了後の流れ

試験が解き終わったら、制限時間まで待つか、「試験終了」ボタンをクリックすると終了することができます。終了時に、PCの画面上で合否が確認可能です。(合格すると、無機質な文章で若干祝ってくれます笑)

その後、テストに関するアンケートを回答し、メモ用のラミネートボードとペンを持って退出します。

スコアレポートが即時印刷される(合否と分野別スコア)

ラミネートボードとペンを受付の方へ返却する際に、受付の方がスコアレポートを印刷して渡してきてくれます。

ここで合否と各分野のスコアの割合を確認することができます。

あとはロッカーに入れた荷物を取り出し、帰宅して終了です。

合格後、翌日に公式メールが届く

ここは人によって異なる可能性はありますが、

私の場合は受験日の翌日にciscoからCCNA合格に関するメールが届きました。

まとめ

今回はCCNAを受験する前日~当日の過ごし方までを解説しました。

ポイント整理すると以下の通りになります。

  • 身分証明書は必ず2種類持っていく
  • 復習をメインに直前は学習すること
  • 早めに会場に到着すること

もちろん個人の体験をもとに記事を書いておりますので、必ず正しい内容とは限りませんが、少しでも読者様の参考になれば幸いです。

おすすめ関連記事

私がCCNAを受験した際の合格体験記になります。

実際に使用した学習教材や勉強時間、模擬問題の成績推移などをグラフにしてまとめておりますので、
どのくらい勉強すればいいのだろう、などとお悩みの方はこちらを参考にしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました