【Windows】OpenSSLのダウンロード・インストール手順を初心者向けにまとめて解説

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open sslのインストール方法を知りたい

open sslって名前は知っているけど、初期セットアップが難しそう。。。

このようなお悩みをお持ちの方へ、本記事ではopen sslのダウンロード~インストール方法を解説します。

私自身もopen sslは実務で活用したことはありませんでしたが、実際に検証環境を用意しopen sslのインストールを行いました。

今回はインストールまでの手順をスクリーンショット付きでお伝えいたします。

初めに

本記事を読むことで得られる情報は下記のとおりです。

  • 最新版のopen sslインストール方法(2025/11/24時点)

※あくまでも個人の検証結果になります。
 正確な情報を知りたい方は公式ドキュメントを参照することをおすすめします。

以下記事では、OpenSSLを用いてファイルの暗号化・復号を画像付きで解説しています。

実際にOpenSSLを操作することで暗号化の仕組みや理解をより深めることができると思いますので、参考にしてみください。

検証環境

open sslをインストールした検証環境は以下の通りになります。ご参考までに

  • Virtual box
    バージョン 7.2.4 r170995
  • Windows Server 2022 Datacenter Evaluation
    バージョン 21H2 OS ビルド 20348.587

想定するITスキルのレベル

open sslをインストールするにあたり想定するITスキルは以下の通りになります。

あくまでも目安になりますので、分からない箇所があれば随時調べながら進めてください。

  • Open sslの概要を知っている
  • Virtual Boxの基本的な使い方を知っている
    Open SSLを安全に試せる検証環境を用意するためになります。
  • コマンドプロンプトの基本的な使い方がわかる
    Open SSLはコマンドプロンプトを利用したCLIベースのツールになるためです。

Virtual Boxで立てた仮想サーバーはセキュリティ面も考慮して「NATネットワーク」にしております。

open sslのインストール手順

インストール手順は以下の通りになります。

  • step.1
    Open sslのダウンロードページへアクセスする

    今回は上記画像の赤枠のバージョンのファイルをダウンロードしていきます
    サイトのリンクは以下になります

    Win32/Win64 OpenSSL Installer for Windows – Shining Light Productions

  • step.2
    「Win64 OpenSSL v3.6.0 Light」の「exe」をクリック

    「exe」をクリックするとインストーラーのダウンロードが始まります。

    ダウンロードはお使いのPC環境による部分もあるかと思いますが、1分以内には終わるかと思います。

  • step.3
    ダウンロードが完了したexeファイルをダブルクリック
  • step.4
    「はい」をクリック

    open sslを動かすにあたり必要なコンポーネントがインストールされていない場合に表示されます。
    「はい」をクリックすると必要なコンポーネントのダウンロードが開始されます。

    上記set up画面が表示されない場合は本手順はスキップしてください。

  • step.5
    「VC_redist.x64.exe」をダブルクリック
  • step.6
    「同意する」にチェックを入れて、「インストール」をクリック
  • step.7
    セットアップ完了が表示されたら、「閉じる」をクリック
  • step.8
    PCにインストールされたことを確認
  • step.9
    「I accept the agreemnt」を選択して、「NEXT」をクリック
  • step.10
    デフォルトのまま、「NEXT」をクリック
  • step.11
    デフォルトのまま、「NEXT」をクリック
  • step.12
    デフォルトのまま、「NEXT」をクリック
  • step.13
    「Install」をクリック
  • step.14
    下記赤枠のチェックボックスを外して、「Finish」をクリック
  • step.15
    open sslがインストールされたことを確認

ここまでくれば、初期セットまであとう少しです!

環境変数の設定
  • step.1
    「ファイル名を指定して実行」を開き、
    SystemPropertiesAdvanced」と入力し、Enterキーを押す
  • step.2
    システムのプロパティから「環境変数」をクリック
  • step.3
    「path」をダブルクリック
  • step.4
    「環境変数名の編集」が立ち上がるので、「新規」をクリック
    open sslのパスを入力する

    デフォルトでインストールした場合、以下のパスをコピー&ペーストで貼り付けできます

    C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin
  • step.5
    入力が完了したら、適当な場所をクリックする
    「OK」をクリック
  • step.6
    「OK」をクリック
  • step.7
    「OK」をクリックして、システムのプロパティを閉じる
  • step.8
    コマンドプロンプトを立ち上げる
    「openssl version」と入力し、opensslのバージョンの情報が表示されることを確認

    入力が面倒な方は以下コードをコピー & ペーストしてください

    openssl version

おめでとうございます!!open sslを使う準備が整いました!

最後に(まとめ)

今回はOpenSSLのダウンロード~インストール、初期セットアップまでをおこないました。

以下記事では、OpenSSLを用いてファイルの暗号化・復号を画像付きで解説しています。

実際にOpenSSLを操作することで暗号化の仕組みや理解をより深めることができると思いますので、合わせてご確認ください。

参考文献

https://envader.plus/article/390

https://www.tohoho-web.com/ex/openssl.html

OpenSSLとは?公開鍵、証明書、SSL/TLSの仕組みからわかりやすく解説! | エンベーダー

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